授業中、先生がおっしゃっていた印象的なお話。

 みんなさんは、あり と くも と はち
の虫で1番どれになりたいですか?挙手してください。


 ありのひと〜


 くものひと〜




 はちのひと〜



 おぉ、はちのひとが多いですね。


 そうですね、どれになりたいのではなく、
みなさんは はち にならなければならない人達なんですよ。



 蟻。

 ありはエサを発見すると、エサを運ぶ仲間達が迷わないように
足跡をつけます。足跡があるから、エサの場所を知らない
ありでも安全にエサを運ぶことができます。

 つまり、この例えは小学生・中学生なのです。
 義務教育という与えられたことを先生や両親、兄弟、友達
など多くの人に教えてもらいながら、せっせとこなしていく
年齢なのです。



 蜘蛛。

 くもは自分でくもの巣を作ります。よく考えて良い場所に
巣を作らなければ、エサにはありつけません。
また、雨や雪によって巣が壊れてしまうこともあります。
しかし、自分で作った巣にエサがやってくると、とても
嬉しいです。

 つまり、この例えは高校生なのです。
 義務教育を終え、強制的な勉強はなくなったものの、
勉強方法の試行錯誤を重ねながら、成長していく
年齢なのです。



 蜂。

 はちは、花を求めて飛び回ります。そして、ようやく花を
見つけると、今度は自分のだ液で花の蜜を固めていき
また別の花を探します。

 つまり、この例えはあなた達なのです。
 自分が行動することはもちろん、たくさんの歯科知識が
あったとしても、技術が身についていなければ治療することは
出来ません。







 これから3年間、自分自身で道を切り開いていくのです。

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