上がった。上げてもらえた。

　長かったなー。


　主張するまで１年半。

　果たして自分はこの病院の歯科衛生士として
いかに貢献したか、成長したか、自信を持って主張するまで長かった。


　言ってみるべきです。


　自信があれば、自分は正しいと思えば主張すべきです。


　ハローワークの求人票よりも２万５千円低かった自分の給与。
引き上げてもらったこの給与が本来貰うべき額なのに、なぜ喜ぶ、自分。



　主張のきっかけ。

　やはり、去年入職したママ衛生士の存在。

　聞いてもいないのに欠勤の減額金を聞かされ、え、それって計算したら
自分の給与より約３万多いじゃねーかよ。

それなのに「低い～、低い～」って連呼するんじゃないわよ！！！


　ここの病院勤務歴は長いのに、なぜ自分の方が低い。
　サービス残業は自分の方がかなり多いし。


　あと、
　親のバックアップ、半端ない。
　３０すぎて誕生日に親からお金を貰っただの、
洋服を買ってもらっただの。。。



　これを聞かされている自分って、何？


　とはいえ、２万５千円上げてもらっても、まだママ衛生士の方が
給与が上なんだけどねー。

　でも、これで生活がかなり助かる。








　やったよ、自分。

　早すぎだろー。１月。

　今日はタリーズバリスタブラックに助けられ、午後はアドレナリン
ぶっ飛ばしで集中力が途切れることなく乗り切れました。

　おいしい。

　コーヒーっておいしい。


　日本って、ありとあらゆる飲料水を抵抗感なく日常生活に溶け込めやすい
浸透しやすい国だと思う。

　チェリーコークだって、ルートビアだって、スーパーでは
販売していないかもしれないけれど、輸入店なら必ず売ってるしね。



　そういえば。
　明日の予約も密だったな。。。

　客観的に見るとそう感じました。

　年始早々、返戻があったり、入院患者さんの診療順の組み方、
診療入力など先生の思い通りではなかったらしく注意を受けましたが。。。




　違う。

　自分はこれらをするために歯科衛生士になったのではない。

　これらは歯科衛生士じゃなくても出来る。


　歯科衛生士の仕事で注意を受けるのはともかく、これって違うよ。




　他部署の送別会に参加させてもらったとき、先生を散々アホ呼ばわりされ
正直、ハタチそこそこの女子を目の前に、大人がそこまで言わなくても
良いと思ったし、退職するから腹の底から言いたかったんだろうし、
いや、だからといってそのアホを否定出来なかった（しなかった）部下ですが、


　アホ呼ばわりされている上司の元で仕事をするってもう、限界。



　アホ。

　先生、患者さんいるのに、普通、空調掃除をするかなー。


　掃除機のごう音が診療室に響き渡るわ、西部劇の埃が飛び交うわ。








　世も末。　

　この言葉に尽きる。


　２５歳がこんなことを言ってたら世間体では
「ふざけんじゃないよ」と喝を入れられて当然ですが。



　言わせてオクレ。

　色々あるんだよ、本当に。

　次から次へと事件発生するわ、言いたいことを言うわ。


　FMからはジングルベルが流れるわ。




　えーっと、クリスマスって何でしたっけ？

　あと４日の勤務。エンストしないように仕事します。

　この病院に勤務して１年半。

　入職当初と比較すると、あらゆることが出来るようになったと
自負しています。

　もっと前から言うべきだったかもしれないけれど、ついに。



「先生、せめて、私が見た ここのハローワーク求人票の
最低賃金まで給与をあげて頂けませんか？」





　うん、考えとく。



　あぁ、なんだろうな、この生ヌルイ返事は。

　これで給与が上がらなかったら、本当に決断のときだと思う。

　歯科のレジ〆で100円不足。

　レジを扱うのは、自分と新しい衛生士のみ。


　今日は、ミスるような小銭の渡し方をしていないし
しっかり確認したのに、もう、なぜ こうなる。。。
だからと言って、新しい衛生士を疑うのも嫌だし、っていうか勤務終了で
先に上がっているし、聞けないし。。。


　そんなわけで、100円足し。


「先生、お金合ってます。」

と嘘の報告をしてしまったわけです。
（先生に100円不足を報告すると、きっと機嫌を損ねるので）


　で、タイムカードを押した後に即、新しい衛生士に報告メール。



「100円すみません！伝えるのを忘れていました！！」








　・・・は？


「犯人は先生です・・・お茶を買われるのにレジから抜いたんです。」


　先生、なぜ、レジから100円を抜く！？


　そして、新しい衛生士よ、そんな重大なこと忘れるな！！
何回、小銭を数えたか、恐怖を味わったか！


　自分。。。








　自信を持て。

　気が付けば、新しい衛生士が入職して半年が経ちました。
早いもんです。

　半年も経てば、ここの病院の仕組み、面倒臭い≪長≫へのペコペコなど
熟知してきたようです。

　それに、自分も新しい衛生士の「…・・・はぁ？」な言動に
そこまで驚かなくなりました。
はい、慣れです。




　いや、でも。ある日。

　技工士さんが来院されて
「もう１人の方は・・・？」
と、聞かれて

「あぁ、子供ちゃんの運動会のため、今日お休みなんですよ。」
と、返答すると





「・・・子供いるんですかッ！？」




　いやいや、そんな驚くことないでしょーが。

「いや～、この前、誰か良い人紹介してって言われたんですよねー」




「…・・・はァ！？」


　恐るべし、このシングルマザー。。。自分が知らない間にこんな話しを職場、しかも勤務中にしていたなんて！！
なかなかヤリヨルな。。。

　痛くなって来院するのは当然です。

　むしろ、歯医者なんて痛みが出て我慢できなくなって
最悪な状況で、よーやく行こう。と思うのが大半です。


　今日の症例ならば。

　主訴：右下親知らず、半埋伏歯。歯茎が痛い。
　痛み止めを２時間おきに服用しても痛みが治まらない。


　デンタル撮影、目立つCなし。若干歯肉腫脹。顔面腫脹はなし。

　考えられるのは、清掃不良により、ちょうど少し顔を出している
親知らずの歯と歯茎の境目に食物残渣・プラークが入り込み歯肉が炎症。
または、体調不良により免疫力低下のため症状が出た、という具合。

　このような治療方針としては、



　抗生物質の投与、投薬、消毒、口腔内を清潔に保つ。
が一般的でしょうか。。。





　そして、個人差はあるものの約３日は痛みに耐える必要があります。
すぐに痛みは消えませんねー。
ちょっと開口障害もでるかもしれません。
食事をするとき、噛むのがツライかも。
飲み込みがツライかも。うがいもツライかも。


　そもそも、親知らずは清掃不良になりやすいため、抜歯する考えを
もつべきです。
歯磨きに自信がある方は抜く必要はないんですが、親知らずって噛みあう歯が
ないので、機能としてはないんですよねー。

　親知らずを抜歯し、特別な医療機関に保管して将来必要になったら移植する、
なんていう処置もあるみたいですけど、はたしてそれがどれだけ有効なのか。



　将来。

　きっと、あなたの口腔内は変化しています。

　今年こそは！

　と思って買おうとするも、やはり躊躇してしまい買えず。

　勢いが足りないんだよなー。
だって、１枚300円ってよく考えたら痛いんだもの。痛すぎる。
でも、それぐらい支払わないとあんな高額集まらないもんね。

　いやー、でも、もしも、今年買って。


　当選したら。



　今の仕事。

　続けるんだろうか。。。


　まァ、仕事をせず遊びほうける、というのは無いだろうけれど。
（何かしら社会と関わりたい）

　金銭に余裕が出てくると、心のゆとりも出てきて
イライラが減るんだろうな。


　そうそう、スーパーのハシゴをせず、値段を気にせず買い物したい。
生鮮食品に左右されず、料理がしたい。

　あぁ、砂糖そろそろ無くなるんだよなー。



　小麦粉なんてとっくにないんだよねー。

　パン粉もないしねー。フライずいぶん作っていないなー。


　マヨネーズ、ケチャップ。。。




　どんな味だっけ。。。




　と、そこまで落ちてないけど、調味料貧乏。

　歯科閉鎖の駆け込み診療のときの患者さんは、痛々しいぐらい覚えている。


　３月末で歯科閉鎖の
　３月下旬の新患。右下６番腫脹で見て欲しい、とのこと。


　先生、なぜ今、新患を受け入れる。


　とりあえず、画像診断して経過観察、と打ち切った。




　通院が必要なのは、患者さん自身も思っていたはず。
え、これで終わりなの？という表情が忘れられない。

　歯科閉鎖がなくなった直後、予後が気になって仕方がなかった
患者さんなのに。



　先生は、忘れていました。



　現在はリコールのハガキを送ったので、通院しています。

　人間、あれもこれも覚えられないです。


　忘れるから、過去のことに囚われず前進することが出来るのかもしれない。
けれど、先生は、歯科閉鎖のことを忘れてはいけないと思う。


　だって、先生が発端なんだから。

「勤務終了時間の直前で悪いんだけど、資料印刷して。」




　ピピー。

　はい、先生。

　 レッドカード。


　何んだんろうね～、KY

　空気読まない。


　読めないんじゃなくて読まない。

　しかも、その資料、印刷しなくても良いんですよね、って確認したのに。
やっぱりいるんですか。。。何だよ。






　それに加えて新しい衛生士。


「私、お刺身食べられないんですよね。」

　あら、生臭いとか独特な食感がダメなのかしら。



「高級のお刺身なら食べられるんですけどね。
回転寿司のはダメなんですよー。」




　世界中の回転寿司に謝れ。

　また１人辞めていく。

　仲良くさせて頂いていた事務職員。


　本当に辛い。


　優秀な人材なのに、トップが現場を知らないし、
今の現状やどんなことで悩んでいるか、話せる・聞ける環境ではないから
仕事に圧がかかる。

「患者様は家族」
そんな台詞を言う前に、職員こそ家族と考えてほしい。

　看護師長がわざわざ歯科に来たので、これは確実に
入院患者さんの問題発生だと思いました。

　先生と自分は診療中だったので、対応したのは新しい衛生士。


　しかも、コソコソ話すもんだから、かなり怪しい。怪しすぎる。



　何だろう、なんだろう。




「え。。。そうなんですか。」

　運の悪い地獄耳。


　もー嫌ァ。


　歯科閉鎖、歯科独立、これ以上、問題発生はやめてくれー。






「先生、あのー」


　看護師長、本日で退職するそうです。






　。。。ぇえ！？

　そんな急に………ッ


　ちょ、ちょっと待ってよ！



　後々の話。

　家族を理由に退職することになったらしいですが。。。
果たして本当にそうなんでしょうか。

　この病院のことだから、後腐れなく退職するには「家族を理由に」が
一番手っ取り早いハズ。



　寂しい。寂しいよー。

　師長！！






「あれ、コンサートの日ってお休みなんですか？」





　いえ、私、その日にはもう、やめてるんです。




　。。。ぇえ！？

　事務職員まで！？



　離職率がかなり高い、いや高すぎる病院なのは前々から知っていたけれど
こうもなると、もう≪長≫が原因としか考えられないです。。。



　もう、９月です。

　９月２日は新しい事務職員が入職予定です。



　入っては、辞め。入っては、辞め。

　そんな手渡しの給与封筒の中に、ポチ袋が入っていました。




「。。。。。。ん？」

　福沢さん登場。



　こ、これは、

　先生からのお心遣い。



　ッ先生！！これは何ですか！？
歯科独立してから最初の手渡し給与でこれって！

　しかも新しい衛生士には入ってなさそうだし．．．



　歯科独立になったから意味深にとらえてしまいますよ！

　いや、先生のことだから、きっと深い意味なんて無いんだろうけれど。


　ん、まてよ。これは。
　日頃の残業代！？これで勘弁してよ、文句言うなよって？
．．．それなら福沢さん１人じゃ足りないんだけどなー。



　そんなわけで、翌日（今日）先生にお礼の言葉。






「帰省の足しにでもなったら」

　アチャー、帰省せず関東に遊びに行くんだけどなー。。。

　「．．．は？」



　現金の入った厚みのある封筒を先生から渡され大混乱な自分。


　「お勤め料。」
と一言だけ。


　あぁ、そういうことか。

　前の職場では、慰労金としてこの厚さの封筒を受け取りました。
かつ即日退職勧奨をさせられたので、この職場でもついにこの日がキタかと。



　すると、新しい衛生士にも封筒を渡す先生。







　 これ、給料かい。

　いや、それならそれって言ってよ、先生。
歯科独立したから、病院からの銀行振り込みじゃなくなったのね。
手渡しになったのね・・・

　あぁ、ややこしい。





　そんな新しい衛生士はというと。

　子供ちゃんの体調不良で皆勤手当と１日分の給与が減額になったため
嘆いていました。


　そして、思わず「減額金」をポロリ。





　自分より。








　自分よりも、給与が上じゃん！！！


　今までは「おそらく上」としていたけれど、
呪縛から解き放たれてしまった。



　「上」

　ももクロ大好き男性職員からの情報。


　ネットで検索したけど、こんなホヤホヤ情報だったとは。。。

　へぇ。。。



　で？


　自分に報告して、何よ？


　．．．代わりに買ってこいかぃ。





　そういう時だけ箱買いの目線を気にするんかい。(+_+)

　ついに、到来。

　ヤッター！

　お盆がずいぶん通り過ぎた９月だけど、休めるならそれで良い！！


　９月の連休を利用した５連休！アァ！５連休！


　しかも、たいていの歯科は祝日があると、その週は振替診療だけれど
ここは無い！それが無い！


　こういうオイシイ特典があるからズルズルと
勤務し続けているんですよね。。。

　世間はお盆休みです。

　うちの病院は、お盆休みという言葉が存在しません。
楽しそうだな～みんな。どこに行くのかな～。
通勤中、ワクワクしている子供の顔を見ると、しっかり楽しめよ～！って
思っちゃいました。


　今年は≪長≫と先生の間にゴタゴタがあったので、
遅めのお盆休みがなさそう。去年と同じ場合、この話題が出るなら
リミットは今週。

　そんなお盆休みは新患がチラホラいます。
もちろん、通院中の歯科医院がお盆休みだからこっちに受診。



　そうです、その場限りの対応です。
アァ、離れていくのがツライわ。。。




　さてさて、明日は他部署職員と飲み会です！嬉しい！
先生の愚痴を言いすぎないよう気を付けないと…
とりあえず、まだ勤務している限り、ある程度は歯科を守らねば。。。

「うん、オッケー。」

「うん、やって。」

「うん、もう大丈夫。」



　先生のgoサイン・確認を頂いているのに誰が疑います？

　あまりにもミスが多い気がする。。。




「先生が、やってって言ったから実行したんですけど。」
「先生が、大丈夫って言ったからしなかったんですけど。」


　はい、間違った書類のまま提出～

　はい、点数とりわすれ～






　これらは、自分が疑わずバカ正直に先生を信じているからなのか。

　いやいや、違うでしょ。普通、上司の指示・確認を貰ったらやるでしょ。
何のための確認なのよ。
何のための許可なのよ。
それに、歯科勤務歴が長いのはもちろん先生なのに、なぜ間違える。

　勤務１年経ち、病院の仕組み、診療報酬の点数などが理解してきて
先生のミスを指摘する場面もあるけれど、自分はまだ知らないことがあるため
細部まで気づかんぞ。






　そうそう。

　歯科独立で仕事が増えた。
　けど、もう帰った。

　もーやめて。

　歯科閉鎖が閉鎖じゃなくなった。

　これだけでも、相当な精神的ダメージを受けたうえに、これ以上のことは
もう起こらないだろう、って思っていました。


　っていうか、もうネタないでしょ。





　歯科独立。

　もーやめて。

　今まで事務科が歯科のお釣りや会計などの経理、歯科材料の発注納品・支払いを
して頂いていたのに、これからは歯科がすることに。


　ことの発端は、≪長≫と先生の大人の喧嘩。


　先生が「僕がやるって言ったから」って、実はこれ捨て身の台詞じゃないの。
僕がやる？ハ？結局、こっちがやるんでしょうが。。。



　もちろん、引き継ぎもなければ、今やる、しかない。
せざる負えない状況。（濁流）


　歯科材料の支払いってどーすんのよ。
銀行引き落とし？クレジット決済？代引き？
　これからの納品書の保管ってどーすんのよ、ファイルないよー。




　あれもこれも気になるけれど、もーほどほどに仕事しよ。
いくら頑張っても給与は変わらないし、歯科のために色々頑張ってきたのに
従業員に相談することなく、結果がコレ。

「これから経理も歯科ですることになって大変だと思うけれど」
な気遣いの言葉すりゃない。
普通あるでしょ。

　まァ、歯科閉鎖の件でも、淡々としていたしね。

　自分がシンドクなる一方。



　そんなわけで８月２日は、歯科独立記念日。




　わー祝日にしよ～